東北から尾形ご住職(釜石・慈念寺)ほか、はじめ7名のご信者方がお参詣くださいました。
震災時の支援に対するお礼参りとのことで、小寺だけでなく小倉、大分、熊本、直方のお寺にもわざわざお参詣をされてご丁寧にご挨拶をされたとのことです。九州にいる私たちがさせていただいた支援なんて本当にごくわずかのものですが、それでもこうして遠路のところを来て下さるお気持ちに恐縮至極です。
せっかくですので、小寺の朝参詣にて尾形ご住職から御法門をいただきました。ご信心は形に表すことが大切、心の内にあるだけでは伝わらないという事相宗の要点を、震災後の事例を挙げながら分かりやすく教えて頂きました。

続いていわき・妙運寺さまの森川局長より、現在の福島の近況についてご報告をいただきました。何度も涙で声を詰まらせながらのお話にこちらも目頭が熱くなりました。

現在もご信者と共に犠牲者の塔婆供養をさせていただき、その全額を安全な水に換えて福島へ送る活動をさせていただいています。細く長くですがこれからも続けさせていただきます。