人は迷い、悩み、立ち止まるものです。誰かに話したい日もあれば、苦しくて言葉にできない日もあるでしょう。
そんなとき、仏の教えに触れながら、こころを整え、次の一歩へと歩みを進めるお手伝いをいたします。



こころに効く処方箋『まごころ』
光薫寺の月刊誌『まごころ』(毎月1日発行)では、皆さまから寄せられたお悩みに、僧侶がお答えするコーナーを設けています。
心が疲れたとき、迷いを感じたとき、ぜひページをめくってみてください。仏の教えの中に、心を整えるヒントが見つかるかもしれません。

お悩み
心の中で、つい悪態をついてしまいます。
近所やサークルの付き合いの中で、相手に腹立たしさを感じ、心の中で悪態をついてしまうことがあります。
愚痴や悪口はいけないと分かっていますが、口に出していないので問題ないのでしょうか。
おこたえ
思いもすべて魂に刻まれ「業(ごう)」となります。
実は、そうとは言えません。思ったこともすべて魂に刻まれ、「業(ごう)」となるからです。
仏教では、心の働きを意業(いごう)、体の行いを身業(しんごう)、言葉を口業(くごう)といい、これらを合わせて三業(さんごう)といいます。
思いや行いはすべて自分の心に刻まれ、業となって残ります。
人を呪えば自分を不幸に導き、人の幸せを願えば自分を幸せに導く力となります。
日蓮聖人は「心こそ大切に候(そうろう)」と説かれました。すべては心で決まるという意味です。
だからこそ心を大切にし、仏の教えに触れ、心を磨いていくことです。
光薫寺教務 松本信慈

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